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認知症の方の訪問の受け入れ
認知症利用者さんのお宅に訪問する時、短期記憶障害の影響で毎回「どなた様ですか?」と言われることがあります。
それでも繰り返し訪問を続ける事で、次第に訪問を受け入れるようになります。
しかし、看護師として認知する方ばかりでなく、家族や医師、近所の方など、身近な方に置き換えて記憶します。
または、制服や性別などで記憶する方もおられます。
訪問では常に楽しく、一緒に笑顔を見せる場面も見られます。
それでも、感情の記憶にもなかなか残りません。
ほう2年近く訪問を続けている利用者さんですが、未だに訪問の度に「誰ですか?」と言ってきます。
「お薬を持ってきました。」と伝えると受け入れできますが、薬を飲んでいる自覚はありません。
そのためか、医療者や薬に関連付けても記憶に残らないのかもしれません。
今は、自宅にある物(物干し、洗濯機、食事など)でお話を交えながら訪問しています。
洗濯物の話では少し記憶がみられます。
もう少し続けてみます。